
転職活動をある程度続けてきたら履歴書の記入も手馴れてくるところ。というか、履歴書の記入が大変なのは最初の1枚目だけではないでしょうか?
新卒であればまだ方向性や希望条件も曖昧さが残るということもあって、それぞれのさまざまな業種、業界に合わせた履歴書を書くことが必要になるため、求人企業ごとに違った書き方をした履歴書の記入をする場合もあり、1社1社内容を考えるのが大変なところですが、中途での転職活動の場合、希望業界も職種も採用条件も大体同じなので、履歴書も大体同じ。同じように経歴欄も、学歴欄も、資格・免許も、趣味・特技欄も流れ作業のように書くことができます。
しかし、同じような条件の求人企業を選んでいても、いえ、同じような条件の求人企業を選んでいるからこそ頭を悩ませる項目があります。 それが、“志望動機”。 これが厄介なのです。
同じような条件の求人企業にばかり応募していれば、同じような履歴書で、志望動機も同じように書けば良いような気もしますが、求人企業側は「同じような条件の求人起業がある中でどうして我が社を選んだのか」を、知りたがるのです。 ぶっちゃけたところ、「条件が同じような企業ならは入れればどこでもいい」という場合が多いと思います。 しかし、そんなニュアンスを匂わせてしまったら最後。「それなら他の企業にいきなさい」という状態です。
「志望動機なんて、どの企業も同じような条件だから一緒。」 内心はそうであったとしても、その求人企業別にどこかしら差別化し、「こういうところは他にはない!」というところを探してクローズアップし、志望動機に盛り込むことが大切です。 まずその求人企業の詳しい業務内容、応募条件をよく見るます。すると何か一つくらいは差別化できるものがあるのです。
事例をあげると・・・ 応募者(あなた)の希望条件が「家具の商品企画」だった場合、希望に合いそうな求人広告をよく見ると“80年の伝統を守りつつ、かつ新しいアイディアの家具の商品開発をしてもらいたい”とあっった場合。 応募者(あなた)の経歴が老舗の家具メーカー勤務などの場合。 「御社の伝統と新しさの融合を目指すという商品開発方針にとても魅力を感じました。
私はこれまで昔ながらの伝統技術を最優先した商品開発を行ってきましたが、以前から新しいデザインや技術にも関心があり、デザイナーズ家具の個展などにもよく足を運び、自分の中にも新しいアイディアを蓄えてきました。 その経験と、アイディアを最大限に生かし、御社のお役に立てればと考えております。」 応募者(あなた)の経歴に家具メーカー勤務などが全くない場合。
「家具業界での商品開発の経験はありませんが、飲料、インテリア雑貨などトレンドに乗ったアイディアを必要とする多分野の商品開発に取り組んでまいりました。 ここ数年、転勤が多く、転居の際に家具を目にする機会が多くなったこともあってか家具業界に魅力を感じ、独学ではありますが、家具の歴史を勉強に取り組んだり、家具店めぐりを趣味としていました。 これまでの商品開発の経験も生かしつつ、家具の業界にどうしても身を起きたいと考え、応募させていただきました。」 このように、志望動機はあの手この手を使って、求人企業側と自分の間だけでの関連性をもたせ、「同じ内容の履歴書を色んなところに送ってるんだろうなぁ」などと、決して思われないような内容を書くことが大切です。
